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オランダ1部リーグ エールディビジのVVVフェンロはホームでヘーレンフェーンと対戦し、前半開始15分で3点を奪い、3-1で快勝しました。

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VVVは前半開始早々から立ち上がりのヘーレンフェーンを攻め立てます。まず、前半11分にコーナーキックからフェリー・デ・レフトのキレイなボレーで1点を奪うと、あとは大混乱というかぐだぐだというかのヘーレンフェーンのゴール前を攻め、同14分に本田くんの代わりにVVVに加入したガルシアが腰で2点目を奪い、さらに同16分には右からのセンタリングをカラブロが頭で合わせてトドメの3点目を奪います。

ガルシアの腰とカラブロの頭でのゴールあたりは、もうゴール前にボールを入れたら勝手に1点が入るんじゃないの?というヘーレンフェーンのバタバタっぷりもありましたが、そういう空気にさせたのもVVVの攻撃陣の勢いというかクオリティなのかもしれません。

オランダのメディアではこの前半15分を「比類なきクワルティール(比類なき15分間)」「VVVは“フェンロース・クワルティールチェ”でスイングした」と褒め讃えたようです。

今節の快勝によりVVVは1つ順位を上げて10位となっています。

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カラブロもひさしぶりのゴールでゴールランキングの順位を上げています。ちなみに、アヤックスのスアレスがまた4ゴールを挙げたようですね。昨年のVVV戦でも4ゴールを奪われましたが、1シーズン中に4ゴールを決める試合が複数あるというのはすごいですね。

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と、ここまでは良い話なのですが、VVVにとってちょっと厳しい話もあるようです。

VOETBAL PLUSの伝える情報によると、ベルデレン、ティミセラ、スハーケン、アウアサル、カラブロとの契約が今季終了とともに切れるそうです。5選手とも契約更新にサインしておらず、他クラブの動向を見ている(つまり各選手ともステップアップを考えている)ようです。

それぞれVVVで活躍をしている選手だけに、5人がまとめて出て行くような事態となるとVVVとしては非常に厳しいですね。まぁ、小さなクラブの場合は避けては通れない道ではありますが、知っている人が1人、また1人と減っていくと見守っている側としても少しさみしいですね。

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少し前の記事になるので取り上げるか悩んでいたのですが、本田くんがロシアのCSKAモスクワへ移籍し、VVVフェンロ、そして、オランダから離れることになったので、その区切りとして紹介したいと思います。

東アジアサッカー連盟のオフィシャルサイトに掲載されたEA EUROPEAN – BASED PLAYERS REPORTの第8回に、オランダでの本田くんをずっと追いかけ、非常に読み応えのあるコラムを書き続けてくれていた中田氏(元日本代表の中田くんではありません)のレポートが掲載されています。

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レポートの詳細についてはもちろん元記事を読んで楽しんでいただくとして、ここではその内容についてざっと紹介したいと思います。

記事では、今季のVVVフェンロの開幕戦であるPSV戦、0-2とリードされて「やはり今季もPSVは強いな」と誰もが思ったところからオランダの「本田フィーバー」がスタートしたとしています。

後半8分、本田くんが見事なヒールパスでアハハウィのゴールをアシストし、同15分には自らボレーシュートを放って2-2の同点としました。そして、何より圧巻だったのは、ベルギー代表MFティミー・シモンス、メキシコ代表DFカルロス・サルシード、オランダ代表DFディリク・マルセリスというPSVの一流選手をかわしながら50mのドリブル突破をみせたところです。サイドからゴールに向かう形になったため最後は角度が足りずゴールキーパーをかわすには至りませんでしたが、あわやそのままゴールか!?という期待さえ持つことができました。

本田くんは昨季、オランダ2部リーグでMVPを取る活躍を見せましたが、あくまで「2部だろう」という色眼鏡で見られていました。しかし、この初戦でそういった偏見を吹き飛ばし、「オランダ語も話せないのにキャプテンマークを巻き、得点力もテクニックもある金髪の日本人」という全く異なったインパクトをオランダ国民に与えることになります。

この日からテレビのサッカー番組は何度も冒頭の15分間を本田特集に費やし、ある試合の解説では「この試合、本田はFKから1点を取ったけど、すごいプレーは得点シーンじゃなくて彼が2度見せた素晴らしいトラップ。その映像が映るから見て見て見て。ほーら、サンシーロ・モーメント(めったに見られない素晴らしいプレーの意味)。」と本田くんに最大級の賛辞を贈っていたようです。また、本田くんとPSVのアフェライ(オランダ代表MF)のどちらがオランダリーグ最高のMFかということも議論されたようです。

そして、2009年9月5日、日本代表vsオランダ代表戦がエンスヘデで行われました。本田くんは中村俊輔の控えという形(試合では別の選手と交代して途中出場)でベンチスタートでしたが、オランダのコメンテーターは「我々の本田が何とスタメンじゃありません。それほど日本は強いのか!?」と叫んでいたそうです。試合前には、本田くんを大事にしてくれるオランダだけにそういった声も出たりして!?というギャグというか妄想のようなコメントは日本でもいくつか出ていましたが、実際にオランダの人がそういうアクションを取ってくれたというのは、日本人としてなんてありがたいことだろうと感じます。

そういえば、同試合で日本がフリーキックを獲得した際、オランダサポーターから「ホンダー!ホンダー!」という大合唱が自然と巻き起こりました。本田くんも蹴りたいと何度も主張しましたが最終的には俊輔が譲らず、オランダへの恩返しとなる本田くんのゴールを見せることはできませんでしたが、こういった光景って未だかつて起こったことがあったのでしょうか。かつて、所属していたローマを去った中田くんがアウェーのローマ戦で「ショーグン!ショーグン!(ローマ時代の愛称)」とコールされたという話は耳にしたことがありますが、国際試合で敵国に応援されるというのは私の知る限りでは初めてです。

また、オランダ戦後には、日本代表のバスの前で俊輔が日本人にサインし続ける傍ら、本田くんは誰にもサインをせがまれずにバスに乗り込んだそうで、現地の人は「オランダではそんな事はありえない」と驚いていたそうです。探せば他にもエピソードがあり、オランダ戦後、日本では俊輔(の試合後のコメント)により完全に戦犯扱いされた本田くんですが、オランダの新聞では「日本は本田の良さを殺している」と逆に擁護されていました。また、オランダ代表監督も「中村のところが穴だった。もっと早くそこを付いていたら楽に勝てていた」といった旨のことを話しており、日本では俊輔がエースで本田くんは口だけの戦犯、オランダでは俊輔が穴で試合中無視された本田がかわいそうという全く正反対の評価となっていたのが皮肉なところです。

そんな本田くんですが、アクエリアスのCMに起用されるなど、少しずつではありますが、日本でもやっと風が吹いてきたのかなという印象があります。オランダでは複数のCMに起用されていたのに、日本ではメディアで目にすることがないという不思議な状態がついに変わろうとしています。

元記事では、本田は「メイド・イン・オランダ(オランダで生まれた)。逆輸入のスター」と銘打たれていますが、まさにそのとおりだと思います。日本からスポンサーが付いていったわけでないのでジャパンマネーもなかった本田くんを一人のフットボールプレイヤーとして評価してくれたオランダ、対して、本田くんをスルーしてきた日本。少しいびつな形でも若い芽が育つのを温かく見守る度量のあったオランダと、平均とは異なる芽を許さなかった日本という差がこの違いを生んだということでしょうか。

近い将来、本田くんが日本を代表する世界的プレイヤーになった際には、日本は本田くんを見い出し、見守ってくれたオランダに感謝をする必要がありそうですね。また、そうなった場合、日本の度量のなさが「世界のトッププレイヤーになるはずだった日本の若い才能」を摘み取ってきた可能性を再考する必要がでてきそうです。日本がオランダのように本田くんのようなプレイヤーを見守ることができる大人になったとき、日本のサッカーもオランダのような大人になるのかもしれないですね。

そして本田くんには、次はぜひロシアのスターとなってほしいですね。

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本田くんが抜けたVVVフェンロは前節ではフェイエノールトに1-0で勝利したものの、今節はNACに0-2で敗れています。

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VVVは前半と後半に1点ずつ奪われ、攻撃面ではこれという決定機も作り出せなかったようです。

新加入のガルシアもがんばっているようですが、VVVはこれまで本田くんが担ってきた、中央でボールをキープする役割、ミドルのこぼれ球などワンタッチーゴーラーのカラブロへのゴールチャンスを提供する役割、フリーキックの役割をチーム内でどうしていくかを早急に決める必要がありそうです。

能力的な問題というわけではなく、チームの主将でさらに中心選手の抜けた穴を新加入の1人で埋めるというのは非常に大変なことだと思います。一応、チームキャプテンについては別の人が務めていたようです。

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さて、VVVの順位は現在11位となっています。順位だけ見ると中位ですが、勝ち点で見ると11位のVVVの21点に対して17位のビレムIIが17点とほとんど差がなくなってきています。気を抜くと一気に降格圏内まで落ちてしまう可能性があるので、注意する必要があります。

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オランダ1部リーグVVVフェンロに所属する本田くんが、フットボール・インターナショナル誌が選定するエールディビジBEST11に前節に続き2週連続で選ばれたようです。

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以前に11月末時点での評価点ランキングで本田くんが5位タイにつけているということを紹介しましたが、今後もこのパフォーマンスを維持することができればエールディビジMVPにさらに近づくことになりそうです。実際に12月の高評価により、3位もしくは2位にランクアップしたという情報もあります。具体的なデータが出てきたらまたお知らせしたいと思います。

とはいえ、VVV戦で4得点を挙げるなどこちらも活躍中のスアレスが大本命にいるため「MVPの本命」とまではさすがに書けませんが、昨季2部でMVPを獲得した本田くんが1部昇格後も再びMVP争いに参加しているというのはおもしろい話ですね。

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オランダ1部リーグエールディビジにおける2009/2010シーズン前半のベスト10ゴールが動画で公開されています。

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VVVからはユトレヒト戦の本田くんのミドルシュートとRKC戦のレーマンスのボレーシュートが入っています。

こういうスーパーゴール集は見るとスカッとするのでおすすめです。

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本田くんが所属するVVVフェンロはホームでRKCと対戦し、3-0で快勝しました。

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昨季、VVVはRKCと2部リーグ優勝を競い、結果的にVVVが2部リーグ制覇を成し遂げたものの、VVVはRKCから勝利を挙げることができなかったようです。RKCは現在リーグ最下位ではありますが、VVVにとっては楽に勝てる相手ではなかったはず。しかし、蓋を開けてみるとVVVの快勝という結果になりました。RKCが連敗で波に乗り切れず、VVVは本田くんの活躍で台風の目になったという開幕時の勢いの差が、今ではこれだけの自力の差につながったということでしょうか。

今節の本田くんは自身の得点こそなかったものの1点目と3点目に絡み、本田くんのFKをキーパーが弾いたところを味方が押し込むというお約束パターン、さらに、コーナーキックからのアシストなど、チームの快勝に貢献しました。

ちなみに、本田くんは3点差のついた後半39分にお役御免で交代となっています。前節と同様にサポーターからの拍手を受けながらベンチに引き上げました。ちなみに新聞によっては「VVVは快勝。本田は先発出場するも無得点。後半39分に交代した」のように伝えており、結果も出せずに無念の交代と受け取られかねない報道にガッカリしました。選手によってはあまり意味のないパス1本でも大絶賛することもあるのにもっと中立性を持ってやってほしい、というか本田くんにも少しは情熱を込めて書いてほしいと思いました。

UPDATE: 12月14日の月曜日現在では、本田くんを南アフリカW杯の切り札と評価する記事など、好意的な報道も一部で出てきているようで安心しました。

VVVは今季初の連勝で11位から9位に浮上しました。一時は降格圏内かという状態でしたが、今ではUEFA杯出場権(P.F.)を獲得できる8位以内を狙えるポジションまできています。しかし、まだ1、2試合の結果で14位まで落ちる危険性もあり、安全圏に入ったと安堵するにはまだまだ早い状況です。

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ゴールランキングでは、このままいくとVVVの名前が消えそうです。しかし、これは見方を変えると本田くんとカラブロにおんぶに抱っこだった攻撃がチーム全体の役割になっているということ。カラブロはFWという立場から苦しんでいるようですが、本田くんに関しては1、2枚のマークを引きつけてスペースを作り、そこに他の選手を走らせてゴールを演出するという攻撃パターンを確立しつつあります。とはいえ、VVVのチームという性質上、これで本田くんのマークが分散して再び得点がしやすくなる、ということはないように感じています。本田くんはVVVのキーマンなので、今後もしっかりマークされていくだろうし、そういう飛び抜けた存在であるべきです。

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そして、次が前半戦の最終節、アウェーのヘラクレス戦(現在リーグ6位)が12月18日(金)に行われます。本田くんが「ヘラクレスが自分たちより上の6位にいることが納得できない」と語る相手だけに、しっかりと勝利を収めたいところです。順位的には格上ですが、今季VVVが初めて勝利を挙げた記念すべき相手でもあります。形としてはカウンターサッカーのヘラクレスとポゼッションサッカーのVVVという対決になりそうですが、果たして軍牌はどちらに挙がることになるのでしょうか。

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