Archive for » February, 2010 «

全世界での累計販売台数が3000万台を超え、日本での累計販売台数もすでに300万台を突破しているというウワサのあるiPhoneですが、まだまだiPhoneに乗り換えてみたいと思っている潜在ユーザーは多いようです。

iPhone3GS.png

プロモバが掲載した記事によると、ドコモとauユーザーの5割強が「それぞれの契約キャリアからiPhoneが発売されたら購入する」(MMD研究所による調査)と回答していたそうです。

もちろん、各キャリア全ユーザーに対しての調査ではありませんが、協賛しているモバイルメディア6サイトに協力してもらっての1607人によるサンプル調査となっており、サンプル数としては十分に参考になる数字になっていると思います。とはいえ、モバイルメディアサイトというのがどういったものかはわかりませんが、そういったサイトを利用するということはメールだけ使っているユーザーとは異なり、iPhoneが得意とするマルチメディアに寄ったユーザーが多いようにも感じます。

具体的に内容を見てみると、iPhoneを持っていないユーザーを対象にiPhoneを購入しない理由を尋ねたところ、「使っている携帯キャリアが違うから」という回答がドコモでは53.3%、auでは62%でともに1位になっていたようです。

さらに、自分の携帯キャリアからiPhoneが発売されたら購入するかどうかを尋ねたところ、ドコモでは52.3%が、auでは56.8%が「購入する」と回答したようです。

なお、iPhoneを持っていないユーザーにiPhoneの魅力を尋ねると、約3割が「インターネット」「タッチディスプレイ」「iPod」と回答し、これで上位3位を占めたそうです。

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Gartner調べによるiPhoneの世界シェアを見てみると、前年から6.2%上乗せしての14.4%となっています。あいかわらずNOKIAのSymbianのシェアが全体の半分近くを占めていますが、昨年から比べると5.5%減でついに過半数を割り込みました。

iPhone以外ではRIMのBlackberryが3.3%増、GoogleのAndroidが3.4%増となっており、Windows MobileとLinuxはシェアを落としています。

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スマートフォンのシェアを見るとiPhone、Blackberry、そして、Androidの健闘が目立ちますが、全携帯電話の中に占めるスマートフォンの割合は14%であり、毎年横ばいの携帯電話に比べるとスマートフォンの伸び率はすさまじいものの、まだまだ台数ベースでは及びません。全携帯電話の中でAppleが占める割合はまだまだ2%にしか過ぎません。

そう考えると全携帯電話の中で36.4%を占めるNOKIAは巨人だと思うし、国内でのキャパは日本以上に小さいのに世界に目を向けて2位に割り込んだSAMSUNGはすごいなぁと思います。ソニー・エリクソンはもちろん、NECや東芝といった日本の携帯電話も出来では負けてないと思うのですが、ここに割り込めない理由はどこにあるのでしょうね。

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UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1stレグ セビージャ戦から一夜明け、CSKA本田くんの周囲がずいぶんと騒がしくなってきているようですね。

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まず、本田くんへの最大級の評価として、Goal.comによるチャンピオンズリーグ1stレグにおけるベストイレブンに選出されました。ルーニーやロナウジーニョなど、誰もが聞いたことがある名前に混ざって本田くんの名前が出ているというのは、何とも感慨深い気分です。

iPhone.Mac.E-420.E-P1_0346.png

フォーメーションは3-5-2、マンチェスターUの誇るFWルーニーとバルサから値千金のゴールを奪ったシュットガルトのFWカカウを前に、ACミランのMFロナウジーニョ、マンチェスターUのMFフレッチャー、インテルのMFカンビアッソ、ポルトのMFヴァレリを後ろに従え、さらにその後ろにはフィオレンティーナのDFシルヴェストリ、リヨンのDFブームソン、インテルのDFルシオがディフェンスラインを構成し、そして、ボルドーのGKキャラッソが最後の砦となります。このメンバーでの試合を見てみたいですね。vsバルサとかなら最高です。

ここでの本田くんの評価は次のとおりでした。

この日本代表選手はチャンピオンズリーグのデビュー戦において、より有名なチームメイトであるクラシッチよりも遥かに輝いていた。 かつてVVVでプレーしていたこのプレイメイカーはロシア側プレーの心臓部であり、中央でミッドフィールドと攻撃をリンクさせていた。 ゴールできなかったのはアンラッキー。 心強いショーだった。

そして、ワールドサッカーダイジェストにおいてクラシッチとザゴエフを抑えてチーム最高評価のAを獲得していたGKのアキンフェエフも、本田くんに最大級の賛辞を贈っていました。

ピッチを後ろから見ているとフィールドプレイヤーの特徴がよくわかる。CSKAの選手は全員優れているけど、その中でもクラシッチとザゴエフは別格だと言える。そして、驚いたことに本田からも彼らと同じクオリティを感じるんだ

同誌ではC評価だった本田くんですが、今回の輝きを考えると、B評価として考えてもよさそうです。2ndレグでセビージャを倒す活躍をしたあかつきには、A評価に引き上げたいと思います。

しかし、チャンピオンズリーグの露出というのはスゴイですね。オランダでは有名だった本田くんですが、セビージャ戦後のロシアでは連日記事が出て、アイルランドの新聞にも最も試合に影響を与えた1人として紹介されていたり、スルーされていた日本でもついには無視できない存在になってきたようです。

3月3日に行われる日本代表vsバーレーン戦に向けて帰国した本田くんを紹介するニュースでは、これまで「俊輔ら〜」の「ら」に含まれていた本田くんが、「俊輔、本田ら」もしくは「本田ら」に格上げされています。

岡田監督も「(本田は)俊輔のサブと言われているが、私は同時に起用している。VVVの時よりアグレッシブになっている。大きな期待を持っている」と、以前の日本代表vsガーナ代表戦後に「(本田は)彼なりのプレーをしてくれたが、もっとできる選手。でなければ、俊輔がケガをした時に誰が出るんだという問題も出てくる」と俊輔の控えを明言したのは何だったのかと思うくらい手のひらを返してきました。

VVV時代に守備ではなく攻撃に重きを置いていた本田くんに「走らない、守備をしない」と俊輔と一緒になってダメ出しをしたのは何だったのか。VVVのファンダイク監督、CSKAのスルツキ監督ともに、本田くんには攻撃に注力して前線で待っているように指示を出しており、常にゴールを狙う本田くんの姿勢も以前から変わっていません。まぁ、セビージャ戦に関して言えばいつも以上に狙っていた感がありますが、走りまわって守備に奔走していたわけではありません。それなのに急に評価されるのは何なのか、もしダメ出しされたのを真に受けて攻撃よりも走りまわって守備をしていたらどうなっていたのか(実際のところ代表後のVVVでそういうプレーをチームメイトから諭されるまでしていました)、きっと良い結果にはなっていなかったんだろうなと考えると悲しくなります。言葉が軽いのか、評価基準がないのか、適当なのか、、

きっと考えても答えは出ないので話を切り替えると、代表に選ばれた本田くんはいつもどおりに客観的に状況を見つめているようです。

僕は救世主でも何でもない。代表でのレギュラーも確立していない。初日からアピールしたい

(試合に)出て、結果を出したい

岡田監督よりもメディアよりも、本人が一番マトモで冷静ですね。普通なら23歳が天狗になって年配の人がたしなめるという感じになりそうなところ、まったく逆ですね。本田くんが頼もしい反面、日本が心配になってしまいます。

冷静(というか辛口?)と言えばセルジオ越後ですが、俊輔と本田くんについてコメントしています。

(俊輔の)復帰はまだ完全に決まったわけではないけど、もし帰ってくれば、代表メンバー争いは激戦になる。『海外組』というブランドバリューがなくなり、みんなと同じリーグで、平等に競うことになるんだ。というかそうならなかったら意味がない。(中略)

もう一度メンバー選考を白紙に戻して、リーグ戦で結果を残している選手がちゃんと選ばれて活躍できるチームにしてもらいたいね。

それから、この中村の一件で、改めて日本人選手のレベルがわかりやすく証明された。スペインやイングランド、イタリアなど、欧州トップクラスのリーグでは、たとえそれが下位チームであろうと、中心選手になれるだけの力を持った日本人選手はいない。

しかし、日本のメディアはそれを正確に伝えていない。本質を報じることより、とにかく売ることだけを考えている。中村も松井も森本も、まるでみんなスーパースターだよ。でも、現実はどうだろう? 

だから、一昨日チャンピオンズリーグでプレーした本田圭佑の現状を賞賛するのも時期尚早。彼はまだ何も成し遂げていない。騒ぎすぎてはダメだ。長い目で見守りましょうよ。

言っていることは正論ですね。ネームバリューではなく実際の実力、結果、そして、もちろん実績も考慮して各選手の立ち位置を見つめ直すというのは大事なことです。その上で「やはり俊輔が日本のエース」となれば、誰もが納得すると思います。本田くんに関しても急に救世主のような扱いをするのはいかがなものかと感じます。

チャレンジなんてものは10回やれば9回は失敗するもの。その1回を大事な場面でいかに手繰り寄せるかがその世界で成功するかどうかの境目ですが、本田くんだって毎回成功するわけじゃない。それを周囲が認識しておかなければ「バーレーン戦で本田不発」とまたもや戦犯にされ、それだけならまだしも、偏った報道により天高く舞い上げられたライト層のサッカーファンがその落差に希望を失ってサッカー離れが加速するという悲しい結果につながりそうで心配です。チャレンジに対するリスク、その9回の失敗を許せる土壌がなければ選手が挑戦するのは難く、結局は失敗しないプレーを選択してしまうことにつながります。本田くんやかつての中田くんのように失敗して叩かれても負けないメンタルを持つ選手ばかりではないのですから、日本代表の底上げのためには選手の周囲も成長する必要がありそうですね。

とりあえず本田くんに関しては、急加熱、急冷却するのではなく長い目で温かく見守ってほしいと思います。

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3月2日からのCeBITに先駆けて、USB3.0を採用するASUS Eee PCのウワサが流れてきました。

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確定情報ではないものの、ASUSはEee PC 1015P、1016P、1018Pの3機種を発表する見込みだそうです。3機種とも10インチサイズとなり、上位機種の1016Pと1018Pはアルミ筐体を採用し、最上位機種の1018Pは18mmの薄型ボディでUSB3.0を採用するようです。

個人的にうれしいのはこういったミニノート系PCにUSB3.0が採用されるということです。これは確実にUSB3.0普及の強力な後押しとなりそうです。インテルのチップ対応を待っているとUSB3.0の普及は2011年から2012年と言われていますが、もしかすると、2010年がUSB3.0の普及元年となるかもしれないですね。期待して待ちたいと思います。

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CSKA本田くんのセビージャ戦後のミックスゾーンインタビューが掲載されていたので紹介します。

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とても悔しい。勝てなかったのは僕が原因。得点する機会はたくさんあったのに何をやってたんだ。全部ミスってしまった

(シュートするのでなく、味方に渡した方がよかったか? )

そうかもしれない。でも、僕にとってこの試合は卒業パーティのような 意味があった。CSKA最初の試合、CL初の試合、コロシアム(ルズヌキスタジアム?)での初の試合。だから試合前に自分に『圭祐、自分で試合の 決着をつけろ!』と言い聞かせた。終わってみると、自分のせいで勝てなかった という気持ちが残った

(ケイスケ、君は自分に厳しすぎるのでは?)

違う。僕は客観的に見てる。判断してみてください。前半、何度もゴールを狙った。このレベルであんなプレーをしてはいけないのに、その通りの結果になってしまった

(この次はどうしますか?)

切腹はしませんよ(笑)。次のラウンドに 進むチャンスはまだ十分ある。僕にはリハビリが必要。まず、目(シュートの感覚のこと?)を治さないと

(つまり、スペインでは君がゴールを入れて、CSKAが勝つ?)

そうなると約束しますよ!..でも待った、約束はできませんね。だけどそうするとまだ自分を責めることになる。少なくとも、勝ち抜けるためにできる限りのことをします!

(ところで、試合前日はロシアの祖国英雄記念日だったのは知っている?)

いえ。もちろん知らないといけなかったですね。またスペインで修正(勉強?)しないといけない理由が増えちゃった

僕にも名誉挽回のチャンスはある。僕目線ではそれが一番大事ですね

予想はしていましたが、ゴールを奪えなかった責任をずいぶんと感じているようですね。私も今回の活躍を素直に喜べなかったのは、ホームで勝てなかったという以外に、やはりチャンスがありながら決めきれなかったシーンがいくつかあったからだと思います。

もちろん、CSKAでの初めての公式戦であり、CLであり、相手が強豪セビージャということを考えると十分に合格点だと思いますが、私も本田くん同様に良いプレーをしたことだけに満足するのでなく、ゴールを含め、もっと高いクオリティを求めながら応援していきたいと考えています。

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UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1stレグ CSKA vs セビージャ戦がCSKAのホームで行われ、1-1で引き分けました。

(この写真、構図といい躍動感といいカッコいいですね。「本田はセビージャの盾を破壊すべく常に危険な存在だった」)

セビージャは前半25分に右サイドからのグラウンダーのクロスをネグレドが流し込み、アウェーでの貴重なゴールとなる先制点を奪います。クロスは非常によいボールだったのですが、CSKAとしてはDFがクリアするのかGKがクリアするのか判断が遅れたことによる悔やみきれないホームでの失点となってしまいました。

CSKAは本田くんを中心にセビージャゴールに襲いかかるもののなかなか得点を奪えません。前半のポゼッションは50%、後半になると46%まで押し下げられ、もうダメなのかと思い始めた後半21分、これまで存在感のなかったMゴンサレスがクイックモーションから豪快なミドルシュートを叩き込みます。まさにCSKAの伏兵が希望をすくい上げるゴールを決め、CSKAとしては首の一枚つながった状態で2ndレグへと舞台を移すことになります。

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マッチステータスはこんな感じです。シュート数やコーナーキックの数はCSKAの方がセビージャを上回っています。走行距離やパス成功率はほぼ同じ。ファールの数は圧倒的にCSKAの方が多いですね。

さて、いろんな意味でのデビュー戦となった本田くんはというと、相手がスペインの強豪だとしても十分に通用することを印象づけるプレーを見せます。プレッシャーの厳しい前線でボールをキープし、得点こそ奪えなかったもののセビージャをひやりとさせるシュートを放ちます。

個人的には、セビージャを脅かしたことを評価するべきか、CSKAの数少ないチャンスを作りながらも決められなかったことをダメ出しするべきか悩んだのですが、各所の見立てとしてはかなりの高評価になっていました。そういう意味では、劣勢の中でも相手の脅威になったことを、私たちも素直に評価して良さそうです。

なお、本田くんはイエローカードを提示された後の83分にママエフと交代しています。

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まずは、スペインのマルカ紙による評価。エスパニョールの中村俊輔に毎試合最低点を与えるなどアジア人に厳しい感もある当紙ですが、得点を挙げたネグレドとMゴンサレスを押しのけて、この試合のベストプレイヤーに本田くんを選出しています。

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こちらは、Goal.comによる評価です。ここでもゴールを決めたネグレド、Mゴンサレスを抑えてトップ評価の7.5となっています。

■ 評価 7.5

長い時間ピッチ上でベストプレイヤーだった。シュートするのに恐れず、チームの誰よりも高い運動量を見せた。そして、ボールに対して常にハングリーで、CSKAというエンジンの燃料だったと言える

ちなみに、本田くんの運動量については交代時点で10.59kmとなっており、アルドニン(11.26km)に次いで2番目に多いものとなっていました。

また、試合後に本田くんの交代について聞かれたスルツキ監督は

彼のフィジカルの状態に不満があったからではない。 人一倍多くの仕事をこなしていた。それで疲れがきた

とねぎらいの言葉をかけていました。個人的にはスタミナ切れもあったと思いますが、本田くんがイエローカードをもらった影響も少なくないのではないかと感じました。(2枚で退場&次戦欠場)

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そして、こちらはスカイスポーツによる評価。左側の数字がスカイスポーツによるもの、右側の数字がユーザーによる評価になっており、それぞれ、8.0、8.1という高評価になっています。スカイスポーツ側による8.0の評価はネグレドと並んでトップ、ユーザー評価は日本人も絡んでいる可能性があるので手放しには喜べないのですが、こちらも両チーム合わせてトップです。

iPhone.Mac.E-420.E-P1_0344.png

こちらは軒並み高評価の中でめずらしく厳しい評価だったuefa.com (ユーザー評価)です。おそらく5点満点評価だと思いますが、本田くんに両チーム最低の2.5点が付けられています。イエローカードを受けた人が全員低くなってるので、カードを受けた時点で-1.0の減点となっているのかもしれません。まぁ、そうだったとしてもここでは決して高評価とは言えないですね。

他には、スペイン代表GKだったサンティアゴ・カニサレスがTwitterで本田くんのことをMe gusta mucho Honda(本田をすごく気に入った!)と評価していたようです。

本田をとても気に入ったよ。いい左足を持っているし、オフザボールの動きがいい。ギャップでのもらい方も知っている…

あとは、海外のTVで「オランダでサポーターから皇帝と呼ばれている」と紹介されたり、車のHONDAと掛けて良いエンジンを積んでいると評価されることが多かったようです。先のGoal.comの評価でも、車ネタと掛け合わされていました。そろそろHONDAもスポンサーとして動いたりするかもしれないですね。CSKAに関してはすでにヒュンダイが目を付けてスポンサーとなっていますが。

話を戻すと、セビージャにアウェーゴールを奪われたことなど試合結果的には満足できるものではありませんでしたが、本田くんのCLデビュー戦としては上々だったと言えそうです。とはいえ、おそらく当の本人の本田くんが、この結果に最も満足していないように思います。

CSKA vs セビージャの2ndレグは3月16日に行われます。

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CSKAモスクワに所属する本田くんが、CSKAのメンバーとして初の公式戦であり、初のホームスタジアムでの試合であり、初の欧州チャンピオンズリーグでもあるセビージャ戦に先発出場することが決まったようですね。

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セビージャ戦を前にCSKAモスクワのスルツキ監督は

本田は明日、攻撃的なセントラルMFとして先発する

とコメントしており、つまりそれは本田くんのチャンピオンズリーグデビューを意味します。

これまで欧州チャンピオンズリーグに出場した日本人は奥寺(IFCケルン)、小野(フェイエノールト)、鈴木(ヘンク)、稲本(ガラタサライ)、中村(セルティック)、長谷部(ヴォルフスブルグ)の6人で、本田くんが7人目となります。ちなみに、中田くんはローマでスクデットを獲得(リーグ優勝)をしたので出場権を持っていましたが、翌年にパルマに移籍したので出場していません。

さて、同監督は本田くんのことを

本田はとても質の高いMF。彼のような攻撃的な選手を必要としていた。本田は真ん中でもサイドでもプレーできる素質を持っている

と高く評価しており、CSKAの攻撃のタクトを任されることとなります。

また、左サイドの攻撃を支える快速ウィンガーのMゴンサレスも

本田はチームによく溶け込んでいるよ。キックの精度は高いし、視野も広い。どんなとき、どんな場所でも状況を打開できる

と本田くんを評価してており、CSKAの勝敗はこの人の出来にかかっているとさえ言えそうな右サイドのクラシッチも

本田はとてもテクニックのある選手で、どこに動き、 いつパスを出し、どうボールをキープするべきか理解している。 CSKAの補強が成功したことは明らかで、お互いの理解度も日を追うごとに高まっている。それを水曜日に見せられたらいい

とコメントしていたようです。

本田くん自身は

チームはチャンピオンズリーグの決勝トーナメント進出を果たした。つまり、欧州で16本に入る強豪クラブということ。僕にとってはそのクラブで出場できるというのは大きな誇り。力になりたい

と語ると同時に、

今回の試合は俺にとって当然ホームの気がしない

というコメントも残しています。

後者については、確かにそうだろうなぁと思います。サポーターへの初お披露目でもあるし、スタジアム自体も初めてだし、場合によってはセビージャの選手よりもアウェーな感じがするかもしれないですね。

ちなみに、ここ数年のチャンピオンズリーグ決勝トーナメントのデータを見てみると、ホームで勝てなかった場合、勝ち抜けの確率はぐっと下がるようです。0-0や1-1で引き分けた場合の勝ち抜け率は3割から4割、相手を0点に抑えて1-0や2-0で勝利した場合にこそ勝ち抜け率は6割を超えますが、ホームで得点を奪われて2-1等で勝利した場合の勝ち抜け率は5割を下回っているようです。そして、ホームで敗れてしまった場合には勝ち抜け率は限りなく0に近づいてしまいます。

とまぁ、こう書くといろいろ心配事が出てきますが、CSKAはあくまでチャレンジャー。変な計算なんてせずにとにかく全力でぶつかっていくことが大事です。また、はっきり言ってしまうと、CSKAモスクワvsセビージャ戦はほとんど誰も注目していないカードです。もちろん、ロシアや日本のファンは釘付けかもしれませんが、気負わないように「負けて当然。誰も自分たちを見ていない。とにかく力を出し切ってジャイアントキリングの瞬間を見せてやろう」というつもりで挑んでほしいです。

本田くんも少し前のインタビューで

(セビージャ戦は)ロシア人とスペイン人しか注目していないんじゃないですか。だから、僕はここで負けたら誰にも見てもらえなくなる、というくらいの覚悟で挑みます。僕らは格下かもしれないけど、チャンスだと思ってるし、注目してもらうためにも一つ上に勝ち抜けて、もっとビッグなクラブと戦いたい

と自分たちが挑戦者の立場であることを認識した上で、もっと先に進む必要があることも示唆しています。

CSKAというクラブが本田くんが見据える先への通過点であると同時に、このCLという舞台さえも遥か先への通過点に過ぎないということですね。本田くんよりも年下のメッシやアグエロがずいぶんと前に通ったこの道に「たどり着いたこと」自体に一喜一憂するのではなく「やっとスタートラインに立てたんだな」とさらに先を見据えながらこの一戦を応援したいと思います。

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