ブログへのアクセスを見ていると意外なことに iida by au への関心が高いことが読み取れています。そこでもう一度、iida のコンセプトについて見つめ直してみたいと思います。

iida のカタログに目をやると、次のように始まっています。
これまでの携帯電話は、あなたの毎日にとってあまり関係のないことばかり追いかけすぎていたかもしれません。機能の新しさや数値の大きさより、持つよろこびや使うたのしさが感じられる携帯電話を。スペックの多様さではなく、五感やひらめきで選ぶことのできる携帯電話を。そんな想いをカタチにするために、au はこれまで au design project として数々の革新的な携帯電話を生み出してきました。そこで培われた確かなデザイン力と新しいアイデアを生み出す力を礎に、まったく新しい価値観を持ったモバイルプロダクト・ブランドが誕生します。 iida ここから生まれるプロダクトは、それぞれが「感性」を命として吹き込まれています。
innovation ほんの小さなひらめきでも、毎日を一変させる進化のきっかけになる。
imagination 作り手の想像力は、持つ人の想像力に負けていないか。
design 人をしあわせにできるカタチだけが、いいデザインである。
art いちばん身近なものにこそ、作品という概念を。
理解や納得の上で選択されるものではなく、直感的に「いい」と思えるプロダクトを提案するブランド。iida は、あなたの毎日をもっと新鮮に。そして、もっとクリエイティブに。
LIFE > PHONE iida
あらためてコンセプトを読み返すと、iida に対する au の自信を感じます。ただそこに根拠というか、モノとしての魅力がまだついていっていない現実を感じずにはいられません。
現時点で、iida ブランドとしての携帯電話は G9 だけであり、iida を評価するモノとしての物差しは G9 しか存在しません (MOBILE PICO PROJECTOR はよくできていると思いますが、ここでは省きます)。G9 を見たときに、コンセプトどおり ”直感的に”「イイ!」と思った人はどの程度いるのか?
前回紹介したアンケート結果では、もちろんこれはスペックも考慮した結果ではあると思いますが、コンセプトに書かれているほどのインパクトは与えていないように感じます。
また、現在 Google で iida au のキーワードで検索をするとこのブログは 5番目以内に表示されるのですが、そこから考えられるほどのアクセスはないというのが正直なところです。iPhone の検索結果で 5番目だともっと違った状態になっていると思います。
さて、話を戻して iida のコンセプトについてですが、カタログを見ていると iida としてあたためているアイデアに興味を持ちました。
正直、お店で G9 を見てもめずらしいとさえ思わなかったのですが、このコンセプトデザインは「めずらしい!」と思いました。個人的には、どうしてこれを iida ブランドの立ち上げにリリースしなかったのかを疑問に感じます。
まずは、管楽器と融合している携帯電話。ジャケットを着せ替えることでいろんな音が出せそうです。

次に、スピーカーとイコライザー付きのものでしょうか。音楽プレイヤーとして真価を発揮しそうですね。

こちらはドラムのスティックでしょうか。さすがにこれは強度がどうなのか気になりますね。

こういう形はこれまでになかったですね。スピーカーとしての機能を有するのでしょうか。

こちらはキーボード (鍵盤) ですね。最初の管楽器のものもそうですが、ただ物理的に楽器が付いているだけではなく、ソフトと連動することが何より重要ですね。そして、これらが Bluetooth 等で通信し合って、バンドのように機能するとしたらちょっとした夢がありますね。

個人的にはこういったものがコンセプトモデルとして終わるのではなく、実際に製品としてリリースできるかどうかが iida としてのブランドの存続につながってくると思います。
それと、ブログの最初にコンセプトを打ち込みながら思ったのは、このコンセプト、Apple に通じるものがあるな、ということでした。ただ、au と Apple で違うのは、Apple はこういった長い文章で想いを伝えるのではなく、もっとシンプルなコピー、そして、実際の製品で伝えるということ。
au にも、文章だけで終わる頭でっかちになるのではなく、モノで訴えることができるよう、アイデアをしっかり「カタチ」にしていってほしいと思います。
iida au = カッコイイを再び (2)
iida au = カッコイイを再び (1)
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