本田圭祐の近況という記事が、World Soccer Plusに掲載されています。

(ルビンに敗れてのシルバーメダルに悔しさをにじませる本田くん)
本田くんのいろいろなコメントが掲載されているので詳細は元記事を読んで楽しんでもらうとして、今回ここで取り上げるのは次のコメントです。
今後、どこで出るかも、スタメンで出るかも決まっていない。相手がルビンだろうとどこだろうと、CSKAのような強いチームだと負けるとメンバーが変わる。いつまでも同じメンバーでずっと戦うというわけじゃないんでね。サブにはいくらでも代表選手がゴロゴロ座っている。今後、もっと危機感を持って試合に臨んで、出た試合は絶対勝つ。チームとして結果を出していかないと。いいプレーでしたね、っていうんじゃあ、全然物足りないし。勝って、結果を出さないと話にならない世界なんで、そこは厳しく対応していきたいです
UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1stレグであるセビージャ戦、ロシアスーパーカップのルビン・カザン戦と、本田くんはCSKAでナンバーワンと言っても過言ではない評価点を得ました。セカンドストライカーとして相手チームにとっての脅威であり続けたし、トップ下としてポストプレーでチームにリズムをもたらし、ブレ球FKで相手ゴールキーパーに「おいおい、冗談じゃないぞ。なんだこのボールの軌道は」と苦笑いをさせ、見ている側としても非常にワクワクできて次もフル出場してほしいと感じました。
しかし、結果だけ見るとCSKAは未だに勝利を収めることはできておらず、チームとしてもMゴンサレスの個人技による1点のみ、本田くん自身もゴールもアシストも記録していません。
いいプレーをして評価も高いから次もプレーするとついつい考えてしまいがちですが、いくら本田くんの評価が高くとも勝てないならテコ入れが必要になってきます。現に、公式な情報ではないですが、最近CSKAがFWを獲得する寸前までいったが別のクラブに高額な金額で横取りされたというウワサがあります。CSKAのFWであるネチドはチェコ代表で非常に将来を期待されている選手ですが、ゴールという結果が出ていない以上、テコ入れの対象となっていた可能性は否定できません。
本田くんに関してはザゴエフというトップ下を争うライバルがおり、現時点でのコンディションから本田くんがトップ下で先発をしていますが、次戦くらいがトップ下で先発できる最後のチャンスかなぁと考えています。ちょっとショッキングなタイトルになっていますが、今回の記事が意図するのはこのあたりのことです。本田くんがゴールや最低でもアシストを決めてチームも勝利をすれば、監督としてはムリにフォーメーションをいじる必要はありません。しかし、仮に次戦での本田くんの評価が高かったとしてもチームが無得点で勝てなかった場合、アタッカー陣のフォーメーションを変えるのは監督としては必然だと思います。
もちろんこれは本田くんの先発落ちを意味するものではないですが、ザゴエフをトップ下で起用して本田くんをセンターハーフで起用する、または、純粋に本田くんの加入前の形になるかもしれませんが、そういったテコ入れで勝つことができれば、しばらくは新しいフォーメーションがCSKAの標準的な形となる可能性が高いです。本田くんが信頼を失ったわけではなかったとしても、外して勝ててしまえば今度はなかなか加えづらいのも実際のところです。
ロシアの10番、そして、CSKAの10番であるサゴエフの先発ですら確約されているものでない以上、新規加入したばかりの本田くんの先発は当然確約されるはずはありません。たまたま本田くんが先発を外れた試合でチームが大勝利するという可能性も十分に考えられるので、そういう事態の起こる前に、本田くんがトップ下で先発した試合で結果を出して勝利を収められるよう、期待したいと思います。
それにしても本田くんは自己分析、現状分析がすばらしいですね。当たり前のような内容ですが、なかなかここまで1戦1戦の大事さをしっかり考えることができている人は少ないと思います。そんな本田くんだからこそ、たとえラッキーゴールだとしても何らかの結果が付いてくるように開幕戦では応援したいと思います。
UPDATE
bleacher reportにCSKAの予想ラインナップとして本田くんとザゴエフの横に並ぶフォーメーションが掲載されていました。中盤に横並びだとちょっと窮屈な感じがしますが、どうなのでしょうね。この形が機能したら、1-0で勝つよりは3-2で勝つような攻撃的な戦いになりそうですね。結局は本田くんが下がり目でバランスを取りそうな予感もしますが。



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