本田くんが所属するCSKAモスクワはコパ・デル・ソルでOdense(デンマーク)と激突し、無敗同士の対決となる一戦を3-1で制しました。

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(日本人が混ざってる感じがしない&180cm超える本田くんが小さく見えますね)

「前半は散々」と本田くんが評する試合は前半31分にOdenseが見事なワンツーから先制点を奪い、CSKAにとってはまたも後追いという展開になります。

そんな重苦しい展開を打開するきっかけを作ったのはまたもこの人、クラシッチです。前半40分に相手ゴール近くでスローインからのボールを受けたクラシッチは、相手DFを背負った体勢から見事なターンで前を向き、DF2人に追走されながらもゴールに迫ってコーナーキックを獲得します。

CKのキッカーは本田くん。左足から放たれたボールはA.ベレズツキの頭にぴったりと合い、同点となるゴールをアシストします。

1点を返したCSKAは直後に相手にCKを与えてしまいますが、味方がクリアしたボールをペナルティエリアやや外で受けた本田くんがカウンターの起点となるドリブルを見せます。相手DFに並走されながらもセンターラインまでボールを運び、そこから右サイドを走るクラシッチに大きなサイドチェンジとなるパスを通します。

本田くんによると、サイドチェンジとなるパスを選択した理由として「センターラインを越えた先がぬかるんでピッチコンディションが悪かった」こと、そして、「クラシッチならあの状態でも確実に信頼できる」という2点があったようです。しかし、自分の個人技より彼を優先してしまう自分の不甲斐なさに苛立ちを感じるとも語っており、本田くんの性格をよく表したコメントだと思いました。

さて、話を試合に戻すと、本田くんのサイドチェンジを受けたクラシッチはDFとの1対1を制し、ゴールポストとキーパーとの隙間を通す見事なシュートを決めます。

前半の終了間際に2点を奪って逆転に成功したCSKAは、後半開始直後にもOdenseゴールに襲いかかります。右サイドライン際でクラシッチにボールを預けた本田くんはドリブルするクラシッチのさらに右側を並走します。ペナルティエリア付近でクラシッチからの流れ気味のパスを受けた本田くんはそのまま走りながら右足でクロスを上げ、FWネチドのヘッドによるゴールをアシストします。

クラシッチは本田くんにクロスではなくシュートを打たせるつもりだったのか、「ゴメン。もうちょっと手前で左足で蹴れるところに出すべきだった」と後で本田くんに謝っていたそうです。クラシッチって結構いいやつなんだな、と感じさせるコメントですね。

結局、本田くんは2アシスト1起点(ロシアでは3アシストとされているようです)という全得点に絡む活躍をして後半34分に交代します。しかしながら、本田くん自身はこの結果には全く満足しておらず、点を取れていないことを反省しているようです。また、個人的にもっとインパクトのあるプレーを増やし、リスクを負ってそれを成功につなげられるようにして信頼を勝ち取りたいと課題を口にしています。

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試合を終えての本田くんの評価点はシェンニコフと並びクラシッチの7.5に次ぐ7.0で、Odense戦の評価ページにも本田くんの写真が掲載されるなど高評価となっていました。

評価の内容的には、ネチドに出したGK前へのクロス、クリアボールを単純にクリアせず素早いカウンターにつなげたこと、ファーを狙って放ったシュートなど、与えられた役割を担ってよい動きをしたと評価し、ザゴエフが戻ってきた場合にも中央で共存できる可能性を示唆するものとなっています。

Odense戦の勝利によりCSKAモスクワはコパ・デル・ソルの決勝トーナメントファイナルに進むことになります。決勝の相手はF.C. Shakhtar Donetsk (ウクライナ)となります。ちなみにこれは昨季UEFAカップベスト16と同じカードとなり、セビージャ戦の勝敗を占うに当たって絶好の相手となりそうです。昨季の対決では第1戦こそ1-0でCSKAが勝利したものの第2戦で0-2と敗れ、UEFAカップを敗退することになっています。調整試合という位置づけとはいえ、CSKAにとっては雪辱を果たしたい相手となりそうですね。試合開始は日本時間で2月13日(土)の早朝となります。


ハイライト動画


少し長めの動画で後半ロスタイムにアキンエフがPKを止めたシーンがあります

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2 Responses
  1. あきひろ says:

    こんばんは。あきひろと言います。
    最近、こちらのブログを楽しく読ませてもらっている、
    サッカー経験のほとんどないサッカー観戦好きの者です。

    こちらのブログを読ませて頂いてから、正直、本田君に
    関する見方がずいぶんと変わりましたし、年は関係なく
    考え方や自分を主張していく行動に尊敬できるなぁと感じています。
    また、動画等いろいろと見ていますが、ぜひ彼には
    日本代表を引っ張っていくキープレーヤーになって欲しいものです。

    VVVでキャプテンをした時のNHK取材動画や、CSKAの高い
    レベルの中でもまれているこのコパ戦の模様を、ぜひ今の日本
    代表のメンバーに見てもらい、本田を生かすプレーをしてもらいたい。。

  2. sakura says:

    あきひろさん、うれしいコメントありがとうございます。

    ブログを見ていただいて本田くんへの見方がポジティブな方向に変わったというのであれば、書いてきた甲斐があるというか、私にとっては本当にうれしいことです。

    最近はずいぶんとマシになってきましたが、偏った報道等によりまだまだ本田くんのことをネガティブに捉えている人は多いと思います。まぁ、もちろん性格の好き嫌いもあるので全員が本田くんのことを好きになることはないと思いますが、少なくとも誤解により嫌っている人がいてその誤解を解くきっかけになっていければこれ以上のことはありません。

    VVVの本田くんに対して行ったNHKの取材はよかったですね。正直、私もあそこまでキャプテンシーを発揮しているとは想像していなかったので、本当にすごいなと感じました。

    CSKAでもあまり感情を表に出さないメンバーもいる中、味方のプレーを褒めたり時には注文を出したりしてチームに溶け込む努力をしているようです。中にはウザイと感じてる選手もいると思いますが、いつの間にかそういった選手たちにも一目置かれるような中心選手に成長してほしいですね。

    代表では俊輔の控えのサブ扱いですが、サポーターも今の閉塞感を打ち破ってくれる新しい力を求めているような感がありますし、いつか本田くんが必要とされる時期もやってくるように思います。まぁ、監督により目指すプレーが異なるので、本田くんが中心になるのは監督が変わってからになるかもしれないですけどね。

    俊輔といえば、Jリーグへの復帰を検討しているようですね。東京FCに対して俊輔サイドからレンタル移籍に関して相談があったそうですし、お金に余裕があり相当のポジションを準備できるクラブが出てくれば、W杯まで日本でプレーすることになるかもしれないですね。

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