「iPhoneキラーの真打ちだ」「iPhoneの鼻をへし折ってくれるスマートフォンがついに登場した」と、かつてPalm Preが発表された時のように世間は盛り上がりを見せているようですね。

TechCrunchでは、あくまで著者の視点と断りながらも、iPhone 3GSとMotorola Droidの比較をおこなっています。
■ 見た目:引き分け
どちらもゴージャス。Droidの細部にはややださい部分もある。iPhoneのつやつやつるつるは指紋がつきやすいという欠点もあるとしています。
■ ソフトウェアキーボード:iPhone
Androidの初期ソフトウェアキーボードはひどいものだったが、Droidに搭載されているAndroid 2.0のソフトウェアキーボードは相当良くなっているそう。ただ、まだ少しiPhoneのソフトウェアキーボードの方が優れているようです。ちなみに、Droidには物理キーボードが搭載されており、その物理キーボードは非常にすばらしいわけでも、ひどいわけでもないとのこと。
個人的にはiPhoneのフリック入力はあらゆるスマートフォンの物理キーボードを超えていると思います。私以外にも「タッチパネルだけだと文字入力が不便と思ってたけど、iPhoneを使い始めてその考えが180度変わった」という人は多いようです。
■ ブラウザ:iPhone
Web標準規格への準拠性を調べるAcid3テストでは、iPhoneが満点の100点でDroidが93点。iPhoneのピクセル描画は完璧でマルチタッチでのズーム操作もスムーズ。その上、Droidより15から30%は高速のようです。記事の中では、iPhoneのブラウザ機能は圧倒的な強みとして書かれています。
■ ナビゲーション:Droid
Android 2.0で搭載されたキラーアプリとも言えるGoogle Maps Navigationは、iPhone上のどの有料ナビアプリよりも優れている。iPhoneのブラウザと同様に、Droidにおける圧倒的な強みとして紹介されています。Google Maps Navigationについては今後iPhoneにも搭載される可能性があります。
■ カスタマイズ:Droid
iPhoneではJail breakingをしないと満足いく拡張ができないが、Droidではそういったことをせずとも多くの拡張できるアプリがあるとのこと。逆に言うと、細かい拡張を求めたいほどの人はJail breakをすることでDroidに匹敵する拡張性を得ることができます。
■ アプリストア:iPhone
率直に言ってアプリの揃い具合や全体的な質ではiPhoneのAppStoreが相当上とのこと。別記事にありましたが、現時点でAppStoreには約10万本、Google Android Marketには約1万1000本、Windows Marketplaceには約200本のアプリが登録されているようです。
■ 画面:Droid
iPhoneは3.5インチ480×320、Droidは3.7インチ854×480。Droidの画素数はiPhoneより160%も多くすばらしい。ただし、iPhoneの画面をダメという人はいない。両機を並べて比較すると違いがわかるが、10秒以上時間をおいて比較すると違いはわからないとのこと。
■ インターフェイス:iPhone
Android 2.0でもまだiPhoneの使いやすさには達していない。iPhoneは小さな子どもに与えてもすぐに使い方を憶える。iPhoneの最大の魅力がその使いやすさだ、としています。
★ 結論
遠隔データ消去、GPSの位置機能、オンデバイス検索、音声制御、連絡先管理、通信範囲、起呼の品質、これらすべてDroidが勝っている。しかし、iPhoneよりもDroidを薦めるかというと、答えはノーだ。iPhoneと同格に日常の常用機として使えると堂々といえる機種がiPhoneの2年後にやっと出た、それがDroidだ。しかし、万人におすすめとは言えない。高カスタマイズ性の裏にある複雑性を我慢できる人、システムや機械類をいじくるのが好きな人には文句なしにDroidを薦められる、と結論づけています。
今後、Motorola DroidがPalm Preと同じ道を歩むのか、iPhoneと同様に確固たる地位を築くのか気になるところですね。
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