少し衝撃的なタイトルとなっていますが、ご存知のとおり、Yahoo!とMicrosoftが検索事業で提携することとなりました。
検索事業で提携、と聞くと、検索事業で仲良くするんだなと思いがちですが、具体的には、Yahoo!で検索をかけたときに表示される中身が、MicrosoftのBingとなるということです。つまり、Yahoo! Searchの実の部分が存在しなくなる、つまり、検索エンジンとしての死を意味します。
かつて、検索エンジンというとYahoo!であり、インターネットの入り口はYahoo!であったと言っても過言ではないと思います。今でもYahoo!をスタートページにしている人は少なくないと思います。
それが、Googleの登場と、誰もが想像しなかったその躍進により、今では、検索エンジンシェアで2位に甘んじています。それでも、3位以降に圧倒的な差をつけての2位でした。
そして、Microsoft Bingの登場となりますが、これはつい先日の話です。Microsoft製にしては予想以上によくできているという評価でスタートしたBingは、立ち上げすぐの6月の始めにYahoo!を一時的に追い抜きます。しかし、これは最初にみんなが集まって試してみた結果の数値であり、Yahoo! Searchを抜き去るほどではありませんでした。その後も、基本的にはYahoo! Searchに肉薄したまま追いかけるという形になっています。

そんな中、Yahoo!がYahoo! Searchを捨て、検索エンジンの実の部分にBingを採用するというニュースが発表されました。もちろん、提携についてのウワサは以前からありましたが、まさかこういう結果になるとは。

驚いたのは私だけではないようで、株価を見ると、どちらが得をしてどちらが損をしたのかが一目瞭然です。一瞬にしてYahoo!は12.8%のダウンにより29億1千万ドルを失い、Microsoftはそのほぼ同額を獲る得ることになりました。
この提携が成功か失敗かを知るには、最低でも数年という年月が必要となると思いますが、ひとつだけ確かなことは検索エンジンとしてのYahoo! Searchが表舞台から姿を消したということ。もちろん、Yahoo! Searchという冠は残りますが、中身はBingです。
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