4月についに登場したiPhone向けオフィススィートQuickOfficeですが、日本語入力がうまく動作しないこともあり、日本ではあまり話題にならず露出も少なかったように思います。

そんなQuickOfficeがマイナーバージョンアップを繰り返し、ついに(不完全ながら)日本語入力が使えるようになりました。

まずはDocumentsフォルダでできることから見ていきましょう。ここでは画面下部のアイコンをタップすることでいろいろな操作を行うことができます。

1つ目のアイコンはファイルの新規作成。Spreadsheet (.xls)、Document (.doc)、Text File (.txt) から選択することができます。

2つ目はフォルダ作成。ファイルを格納するフォルダを作成できます。

3つ目はメール添付。ファイルを選択してメールで送信することができます。

試しに送信してみたところ、問題なく送信することができました。ちなみに、アドレス帳も使用できるし標準のメールかと思ったのですが、どうやらQuickOfficeに組み込まれたメーラーのようです。

4つ目はファイルの移動。選択したファイルを別の場所に移動できます。

5つ目は削除。選択したファイルやフォルダを削除することができます。

Documentsフォルダで各ファイルの矢印アイコンをタップすることで、プロパティを確認することも可能です。

それでは、WordドキュメントであるQuickoffice.docを開いてみましょう。

画像あり、色付きテキストあり、BOLDフォントあり、とすばらしい表示ですね。

そしてココが文句なしQuickOfficeの売りのひとつだと思いますが、単語をダブルタップすることでiPhone OS 3.0さながらのテキスト選択をすることができます。

もちろん、範囲をぐぐっと広げることも可能です。iPhone OS 3.0で基本実装される機能を自前で組み込んでくるあたりに気合いを感じますね。

選択したテキストに対してアクションを行うことができます。コピペもここで行うことになります。

それでは、他の下部アイコンについても見ていきましょう。
1つ目は書式アイコン。太字、斜体、フォントの変更などを行うことができます。

2つ目は段落アイコン。左寄せ、右寄せ、インデントなどを設定できます。

3つ目はキーボードアイコンです。キーボードを表示することができます。一般的なテキストエディタでは編集時には常にキーボードが表示されていて、非常に作業エリアが狭くなっていることが多いです。キーボードの表示、非表示を切り替えられるというのは非常によいですね。Evernoteもこうなってほしいです。

4つ目は検索アイコン。目的のテキストを探すことができます。

5つ目は最初に紹介したコピペアイコン。そして、最後の6つ目が取り消し、やり直しアイコンとなります。

そして、気になる日本語入力ですが、いくつか問題があるものの動作します。しかし、そこそこiPhoneの予測変換を頼りにすることになりそうです。

問題となるのは、濁点、小文字などを使用する場合。以下は「ちょっと」と入力したものですが、画面には「ちよつとっょ」と入っています。しかし、予測変換は「ちょっと」と普通に認識しているため、試しに「チョット」をタップしてみると、

しっかり「チョット」が有効になります。しかし、その際に「っょ」が残ってしまいました。まぁ、最後に消せばいいのですが、現時点ではこのような状態になるようです。

ちなみに、私は日本語フルキーボードは使用していないのですが、試してみたところ、こちらは日本語フリックキーボードよりもちょっと動作が悪いようです。フリック入力では濁点と小文字だけに問題が出ていましたが、こちらはかなりの文字がローマ字で残ってしまうようです。以下は「nihon(日本)」と入力したものです。日本語フルキーボードがメインの人は注意が必要です。

QuickOfficeとMac/PCとのファイル交換は無線LANにて行うことになります。もちろん、QuicoOfficeからの送付のみであれば、メールでファイルを送ることも可能です。ただし、メール送信はQuickOfficeのメールサーバを使用しているようなので、重要機密ファイル等の場合は取り扱いに注意する必要がありそうです。まぁ、そんなファイルをiPhoneで作成、編集することはほとんどないと思いますが。

と、レビューはここまでになりますが、アプリとして非常によくできていると思います。iPhone向け本格オフィススィートとしては現時点ではQuickOfficeしか選択肢がないと言っても過言ではないと思います。日本語入力に関してはまだ問題がありますが、1.2で入力が可能になったことからも、1.3、1.4とマイナーバージョンアップしていく過程で他の問題点にも対応してきそうです。
■ 関連する記事(自動表示)

(←次回記事検討のために感想を聞かせてください)